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和歌山は言わずと知れた「フルーツ大国」。みかんや柿、桃など収穫高が日本一を誇ります。和歌山にはたくさんのみかん畑、梅畑など、フルーツ農家さんの色とりどりの畑があちこちにあります。

 

和歌山に限らず、どこの農家さんでも天敵と言えばやっぱり野生の動物ですよね。特に野生のサルは賢くて逃げ足も速いので、苦戦しているところが多いそうです。

そんな野生のサルに関する面白い調査がありました。

”東北から九州に生息するニホンザルのうち紀伊半島西部(和歌山県)のサルだけが、かんきつ類に似た苦味を感じないことが京都大霊長類研究所(愛知県)チームの調査で分かり、22日付の米オンライン科学誌プロスワンに発表した。苦味を感じないように遺伝子が変異していたが、原因は分かっていない。

 チームの今井啓雄准教授は、紀伊半島には約3千年前からミカン科のタチバナなどが自生していたとする文献もあるとし、「苦味を感じないことで、かんきつ類を多く食べられ、どんどん個体が増えていったのではないか」とみている。

 チームは青森や長野、大阪、高知、宮崎など16府県計約600匹の遺伝子を解析。紀伊半島西部の群れだけが、かんきつ類のほか、キャベツやケールなどアブラナ科野菜に含まれるのと似た苦味を感じる遺伝子が変異していた。変異は約1万3千年前以降に現れ、急速に広がったとみられる。

 苦味感覚は本来、毒素を持つ植物などを食べてしまわないように動物の味覚に備わっている。

 今井准教授は「苦味感覚が退化することによる遺伝子の進化といえ、興味深い」と分析。「人間でも苦い物が好まれる地域がある。サルと同じような進化が起きていたのかもしれない」と話す。”(産経ニュースより)

和歌山のニホンザルだけが果物を食べることができるんですって!驚愕の新事実ですね!

和歌山に生息するうちにみかんなどの柑橘類を食べられるように進化してしまったとは、びっくりです。私は大のフルール嫌いなのですが、和歌山に住み続けたらフルーツが大好きになるんでしょうか・・・?

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