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和歌山県北山村をご存知だろうか?

和歌山県に属しながら、周囲を奈良県と三重県に囲まれている、日本で唯一の飛地の村だ。村の面積の97%を山林が占める村で、人口は600人足らず。

今日はそんな「北山村」のナゾに迫ってみようと思う。

 

北山村はなぜ飛地に?

 

北山村は平成の大合併で協議を進めていた際、合併先を選ぶ住民投票が行われた。選択肢は和歌山県新宮市の飛地として存続するか、村が隣接する三重県熊野市に編入されるかのどちらかだった。結果、7割以上の村民が和歌山県で唯一の飛地の村になることを選んだ。

北山村は日本唯一のじゃばらの産地

 

「じゃばら」とは、ゆずと九年母(くねんぼ)、紀州みかんなどの自然交配種で、世界でもここにしか自生していなかった珍しい「香酸かんきつ」だ。山あいの厳しい気候にもっとも適した強い個体が、じゃばらになったのではないか、と言われている。

じゃばらの名前は「邪気を払う」ほどに酸っぱい(!)ことから名付けられた。

フラボノイド成分の一種であるナリルチンが含まれており、花粉症、アトピー性皮膚炎、気管支喘息等の抑制に効果が期待できるそうだ。(に詳しい説明が掲載されている)

JA和歌山の作った、じゃばらサプリ。アレルギーに効果があるとして花粉症に悩む人の間で話題になっている。

北山村の壮大な景観

 

この素晴らしい雲海(=雲の海)が広がる北山村。もう二度と見るチャンスなんてないだろうから、おもわず写真を撮りたくなる風景だが、朝晩の寒暖差がある季節ではほぼ日常的に見られる光景だとか。

 

北山村でキャンプ

 

そんな北山村にもオートキャンプ場はある。おくとろ温泉という温泉付きで、バンガローやスポーツ施設、道の駅もある総合施設。で詳細の確認を。

こんな素晴らしい手つかずの自然の残る飛地の村、そして和歌山の秘境と呼ばれている(らしい)北山村にぜひ足を運んでみてほしい。

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