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和歌山県の北山村といえば、紀伊半島の中央部に位置する。 この北山村は和歌山県、・・・なはずなのに村に隣接する町や村はすべて三重県、奈良県というユニークな村。人工は約500人という本当に小さな村なのですが、花粉症やアレルギー、アトピーに絶大な効果ありと噂されているじゃばらの生産地としても有名です。

その北山村の村長さん、奥田貢氏、74歳。今月14日、村役場で記者会見し、任期満了に伴う次期村長選(7月12日告示、17日投開票)に立候補しない考えを明らかにした。健康問題や年齢を理由に挙げ、事実の上の引退となるのですが、この奥田村長、実はかなりの「名物村長」として以前から知られた存在だったそうです。

東京の某テレビ局がこの奥田村長の東京出張に密着取材した模様が「モーニングショー」で放映され、視聴者からの反響がすごかったそうです。果たして、どんな村長なのでしょうか。

密着取材で放送されたのは、村長が、都内の大学で開かれた防災危機管理の勉強会と村PRのために出かけたのだが、随行者はおらず一人だけ。しかも昼食は学食で1000円のランチと210円のコーヒーで「こういうのは経費に入らない」と領収証はもらわず、自分で払ったそう。

夕方からは和歌山県東京事務所の職員と居酒屋で会食したが、ここでも6900円は自腹。宿泊費は上限が1泊1万3000円で、オーバーすれば自腹で支払う。今回ノ東京出張では1万300円だったそう。出張しても領収書はナシ。ご本人曰く「当たり前」のことだそうで・・・!

村長を4期務めたのだが、その間、なんと給料の30%を自主的にカットしていたそうです。公用車は職員と共同で、つい最近までご高齢にもかかわらずご自身で車を運転していたとか。さらに村職員が水道メーターの検針やゴミ収集まで兼務して行うようにして、年間7000万円を節約したそうです。

ちなみにテレビ番組の中で奥田村長は「村民の目線に立ちます。自治体の大小は関係ない」「舛添知事が市民感覚というには疑問を感じます」と話しておられたそう。司会者があえて聞いてみると、美術品に「興味はありません」、政務活動費はゼロ、今年の正月は「大阪の娘のところに妻と行った。会議はしていません」という回答が笑いとともに返ってきたというユーモアたっぷりなお茶目な村長さん。(笑)

 

テレビを見た人からは次々にという声があがっているそうです。

北山村の奥田村長のように、惜しまれつつ引退したいものですね。国会議員の皆さん、全国の市町村の首長の皆さん、ぜひこの記事をよく読んで、胸に刻みながらお仕事してくださいね!

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