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ソビエトといえば旧ソ連の名称ですが、和歌山にその「ソビエト」という名前の無人島があるのをご存知ですか?!

釣りがお好きな方の間ではよく知られた存在の無人島らしいのですが、和歌山県すさみ町沖にあります。写真を見る限りでは、島というより5×10mほどの岩礁のようです。

 

和歌山にソビエトがあるなんて・・・冗談言うなと言う方もいると思うのですが、日本政府が認定して命名されたものなんですよ。

政府は1日、日本の領海の基点となる約500の離島のうち、沖縄県の尖閣諸島の一部を含む158の無名の無人島の名称を決めて公表した。今後、海上保安庁の海図や国土地理院の地図に明示する。所有者がいない島を国有財産台帳に登録する作業も進める。尖閣諸島周辺で挑発を繰り返す中国を念頭に、日本の領土であることを明確にする。

地元ではかなり昔からこの小島のことを「ソビエト」と呼んでいて、高齢者は小さい頃、ソ連を知る以前にこの小島が「ソビエト」であるということを認識するほうが先立ったそうです。

地元の漁師山の話によると・・・

「あの小島は先端がそびえ立っているように見える。そびえ立つ様子を和歌山では『そびえとる』と言う。この『そびえとる』が訛(なま)って、『ソビエト』になったのでは?実は隣の江須崎港沖にも『ソビエト』と呼ばれる岩礁がある。こっちも岩の先っぽが尖(とが)ってそびえ立っている」

とのこと。

冗談のような本当の話?!そんなんで正式に命名して良いんでしょうか・・・・さすがは和歌山です。領土問題も笑って解決〜!(笑)ということのようです。

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