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私はイギリスの首都ロンドンに住んでいたのですが、ヨーロッパがEUでひとつになり、どんどん人口が増えるに従って車の渋滞はもちろん、駐車場の確保すら難しくなってきて、車の維持がとても大変でした。

そうした問題だけでなく、イギリスは物価も高いため、ガソリン代も税金も日本の1.5倍くらい、車検代はとても安いのですが、人件費が高いため故障すると修理に異様にお金がかかり、車の維持費が馬鹿になりませんでした。

そうした中で登場したのが「カーシェアリング・サービス」と呼ばれるもの。一つの区切られた地域で1つの車をメンバーでシェアしていくサービスで、かかるのは月々のメンバー料金のみ。車両保険もメンテナンスの費用も車検代もかからないので、多くの人が利用するようになってきていました。インドや車大国のアメリカですらZipCarなどのカーシェアリング・サービスが人気を得ているというのですから、世界的に車を維持する環境が悪化してきているのかもしれません。

そんなわけで、最近、自分の車を持たずにレンタカーを利用する人が増えてきているという、そのワケを探ってみたいと思います。

1.維持費が安い

やっぱりこれが一番の理由でしょう。インドに住む31歳の経済アナリストは「車を買うのはお金の無駄である」とまで言い切っています。車を維持していくのは思いのほかお金がかかるものです。車のローン、車検代、保険代、税金、駐車場代、メンテナンス代・・・あなたは毎月、車にいくらお金を使っていますか?

2.いつでも最新の車に乗れる

「購入はできないけど、リゾート地などではいい車に乗りたい」という人が増えていて、ラグジュアリークラスのレンタカー予約も同36.7%増と高成長を記録しているとか。とくに20代から40代ではこの傾向が強いそうです。車をいったん購入したら、何度も気軽に買い替えるということは難しいけれど、レンタカーならその時々にあわせて、車の車種を変えるのは自由。これもレンタカーが選ばれている理由のひとつなんですね。

3. 「特別な経験がしたい」

ゼンリンデータコムとカーシェアリング・ジャパンは、女性を対象にした「クルマに関する意識調査」を実施。その結果が興味深いのですが、約8割の女性がドライブデートに憧れているけれど、うち約9割の女性がレンタカー利用に抵抗がなく、「わ」ナンバーの意味すら知らなかったらしい・・・。この結果から見ると、デートは車で行きたいけど便利のために車を使う=レンタカーに抵抗がない、とも受け取れますね。

その他、最近流行の女子会で、ごろ寝しながら楽しくおしゃべりができるキャンピングカーのレンタルも人気を集めているそうです。それに答えるかたちで、レンタカー会社も、キャンピングカーの女子会を応援するプランを提案しているとか。

車も「所有」するステータスから「経験」や「便利さ」の追求に変わってきているということなのでしょうか。

和歌山でアウトドアの女子会なら、ぜひをご利用くださいね。

 

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