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毎年7月13、14日に行われる熊野那智大社の例大祭。 一般には「那智の火祭り」といわれますが、正式には「扇会式例祭(おうぎえしきれいさい)」または「扇祭(おうぎまつり)」と言うそうです。7月13日は宵宮祭。夕刻より大和舞と田楽の奉納が行われます。7月14日が本祭になります。

2015年3月に国のユネスコ重要無形民俗文化財に指定されました。海外からの見物客もやってくるようになったそうですが、どんなお祭りなのか?見てみることにしましょう。

この例大祭は、熊野那智大社から御滝前の飛滝神社への年に一度の里帰りの様子を表したものだそうです。十二体の熊野の神々を、御滝の姿を表した高さ6mの十二体の扇神輿に移し、御本社より御滝へ渡御をなし、御滝の参道にて重さ50㎏~60㎏の十二本の大松明でお迎えし、その炎で清める神事が「那智の扇祭り」です。

当日は、大変混み合いますので、早めに滝前参道沿いの適当な場所で見学されるように、とのこと。こんなド迫力のお祭り、ぜひ間近で見てみたいものですね!

 

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