和歌山県も最近、県外からの移住者を積極的に呼び込んでいるようですが、その多くは大阪や兵庫など関西エリアからの移住が多いようです。
私は関西エリアどころか、海外から和歌山県に移住してきたうえに、もともと東京で生まれましたので、私にとって和歌山は知らない事だらけです。し、様々な風習なども初体験な出来事が多いです。
和歌山で何かイベントごとに出かけると、イベントの最後には必ず「餅まき」が行われています。この「餅まき」、和歌山は「餅まきの聖地」と呼ばれているそうです。まずは餅まきの様子を見てみましょう。
かつてNHKでもドキュメンタリーで「外国人が見た餅まき」なる番組が放送されたこともあるらしいのですが、とにかく和歌山のイベントごとには必ず「餅まき」が付いて回ります。直径1メートルほどの円盤のような餅を投げたり、畳サイズの餅をやぐらから落としたりするなど、一般的な餅まきのイメージを打ち壊すかのようなイベントが行われている和歌山には餅まきカレンダーも存在します。
和歌山県の職員が作った餅まきカレンダー
餅まきの聖地「和歌山」Facebook
当たったら死ぬだろ?!みたいな餅の大きさですね・・・・(汗)
そんな餅まきの聖地、和歌山でもビッグイベントの餅まきが、和歌山市内の紀三井寺で行われる「初午福つき大投餅」。無病息災を願って餅をまくという、餅まきの聖地ならでは?のイベントです。
中でも、春のビッグイベントとされるのが紀三井寺(和歌山市)の「初午(はつうま)福つき大投餅(だいとうもち)」。先輩記者から、その壮絶さについて話は聞いていたものの、目にした現場は餅が雨のように降り注ぎ、想像をはるかに超えていた。(産經新聞和歌山支局の記者談)
どんなイベントなんだ?!ということで写真をご紹介します。
餅の大きさをみてください・・・恐ろしい事がおきそうな予感です。
「決してけがをなさらないよう、くれぐれも注意してくださいね」。マイク越しに僧侶の声が境内に響き渡るそうです・・・。
でもみんなとても楽しそうです。大小約5千個の餅が空を舞うそうですが、メインは直径1メートルもある特大餅。
餅まきとは豊作を感謝して神前などにお供えした餅米で餅をつき、近隣におすそ分けするのが本来のかたちなのだそうですが、和歌山では「餅を拾う」ということが楽しみの一つになっているらしく、実際に大量キャッチ用の「餅まきエプロン」や、“餅拾い職人”が存在するそうです。
ぜひ餅まきの聖地・和歌山で、本場の餅まきを体験しに来てくださいね!
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