和歌山県・印南町で毎年行われて来た「豆マラソン」。昨年は666名の方が参加されたそうです。参加人数を見ても、小さな町にしては、結構大きなマラソン大会ですよね!
その長年親しまれてきた「いなみ豆マラソン」の会場を今年は切目川ダムに変更し、「いなみまめダムマラソン」としてリニューアル。秋風の中、切目川ダム湖畔に沿う「いなみまめダムマラソンコース」を老若男女が走ります。こちらが切目川ダム。
切目川ダムはできたてほやほやのダム。この切目川流域は、過去には水害による甚大な被害をたびたび被っていました。古くは、慶長10年8月(1605年)、宝暦6年9月(1756年)、明治22年8月、明治44年9月で水害の記録があり、明治22年8月洪水の記録(日高郡誌)では、切目・南部両川筋において家屋流出220戸、死者73人の被害をもたらしたとされています。
和歌山県が1991年度から建設事業を進めてきたこの切目川ダムは今年の4月にようやく完成しました。ダム本体は高さ44・5メートル、幅127メートル。総貯水容量は396万立方メートル。人為的に水位を調節するのではなく、ダム本体に設けられた「常用洪水吐き」から自然に放水する方式を採用しているそうです。
で、この切目川ダムで行われる「豆マラソン」は、11月1日(日) 受 付/午前8:00より開催。幼児やお年寄りもがんばって走るこのマラソン大会、切目川ダムへのドライブがてら、ぜひ応援に来てくださいね。詳細はで。