和歌山は梅の産地として知られていますが、梅が熟す毎年6月には一気に忙しいモードに入ります。今ちょうど梅農家さんは収穫の最盛期ではないでしょうか。
さて、その「梅」なのですが、先日、され、話題となりました。焼いた梅を一日数個食べるだけという手軽さから、和歌山では梅干しの出荷が間に合わない!というほど反響があったそうです。
でもダイエットばかりでなく、梅にはものすごい健康効果があるんです!
血流改善(血行の促進)
有機酸などの成分が血液をサラサラにして生活習慣病を予防します。
特に梅エキスにはムメフラールという、梅エキスにしか含まれていない血液サラサラ成分が含まれています。
風邪の予防(マクロファージの活性化)
免疫性を高め、風邪などの病気を予防します。
ピロリ菌を抑制
胃炎や十二指腸潰瘍の原因として知られているヘリコバクター・ピロリ菌。胃がんの原因は様々な要因があると言われていますが、その中でもヘリコバクター・ピロリ菌が大きく関与していると言われています。和歌山県立医科大学の宇都宮先生らの研究では、梅干しに含まれるシリンガレシノール(梅リグナン)がヘリコバクター・ピロリ菌の活動を抑制することが明らかになりました。
血糖値を抑える
日本人に多い糖尿病。遺伝体質や食べ過ぎ、運動不足、肥満、ストレスなどが原因と言われています。血糖値が上昇したままになると全身の血管や神経がじわじわと冒され、合併症を引き起こしたりするので、食事の管理が非常に重要になります。ラットを使った研究で、糖尿病のラットに梅肉エキス入りの飼料(人の場合は梅干しでも同様)を与えたところ、血糖値が正常範囲であったことから、血糖値を抑える効果があることが推測されています。
果肉に高い抗酸化機能
抗酸化機能とは、呼吸によって体内発生する活性酸素を無害化する働きをいいます。活性酸素は通常、体内の酵素で無害化されますが、許容範囲を超えると老化・癌などの原因になるとされています。現在、大学等の研究により、ブルーベリーに匹敵する高い抗酸化機能を持っていることがわかりました。
カルシウム吸収促進(骨粗鬆症・骨折予防)
吸収の良いクエン酸カルシウムなどが出来ます。
肝機能亢進(二日酔いの防止)
有機酸が肝機能を高めて二日酔いを予防、軽減してくれます。
雑菌から体を守る
弁当に梅干しを入れると腐敗しにくいということはよく知られています。これと同じように梅干しの酸は胃腸内の病原菌を殺菌、繁殖を抑える効果があると言われています。
(参照:梅部会さん)
こんなスーパー健康食品を食べなければ損です!ぜひ和歌山の梅を食べて毎日健康な日々をお過ごしください。
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