東京生まれ、ロンドン育ちの私が和歌山に引っ越しして来て半年が経ちました。
都会にいるとすっかり忘れがちですが、和歌山に住んでいると四季折々の自然の表情を楽しむことが出来ます。食べ物もその時期にその旬のものを食べますし、木々の表情で「もうすぐ夏は終わるんだな」とか「秋だねえ」なんて実感できるのも魅力の一つですね。
さて、そんなこんなでこのよそ者の私が半年暮らしてみて「和歌山って・・・???」と思った3つの出来事をご紹介します。和歌山出身の人は、きっと気がつかないと思いますが・・・。
1.そば屋がない!
関東の人はうどんよりもそばの方が身近だと思いますが、和歌山には滅多にそば屋さんがありません。うどん屋さんは良く見かけますが、そばだけを専門にしている「そば屋」さんは和歌山では客が入らないのでしょうか???
で、仕方がないから、そばが食べたいなあと思ってスーパーに行きますが、スーパーにもそばを置いていないところがたくさんあります。
スーパーでも全国展開しているような大きなところに行くと、申し訳程度にそばがありますが、種類は関東のように選ぶことができません。和歌山で麺類はどうも「うどん」「ラーメン」「そうめん」のようです。信州のそば粉がたっぷりの生そばとかたまに食べたくなるのが関東の人なのかもしれませんね。
2.なんでも味が薄い!
まあ、どうでも良いと言えば良いのですが・・・料理作りたくないなあと思って出来合いのものを買ってみても、味が薄いです・・・和歌山のみなさん、すいません。文句を言っている訳じゃないので許してね。もっと言えば上記のうどんも、ついでに言えば味噌汁も味が薄いです。
というか、味噌汁とかつけ麺の汁の色も薄いです・・・ほんと、和歌山のみなさん、すみません。
3.和歌山を走る車が「多国籍」すぎる!
ロンドンで半生を過ごしましたが、イギリスではよく「ドイツ」「フランス」あたりから車で来る人がいます。私もパリくらいなら車を走らせて出かけたりしました。
和歌山を車で走っていると、ナンバープレートが実に「多国籍」。和歌山ナンバーだけじゃない!三重、京都、大阪は当たり前。滋賀、岡山、広島、福井、ひいては福岡まで、実に様々な地名のついたナンバーの車が走っています。一台、二台じゃないんです。とにかく様々なナンバーの車が常に走っています。観光?それとも???
目撃した中で一番スゴかったのは、福島、新潟ナンバーの車が走っていました。アドベンチャーワールドの駐車場とか、もうナンバーの地名大会みたいになってます。
たまに練馬や品川ナンバーを見かけると、つい話しかけてしまう東京人な私でした。
和歌山って他の県と比べると、意外とよそ者に寛容な気がします。私も和歌山に引っ越しして不便なく暮らせているのは、近所の方などが「東京から来たんじゃ不便でしょう」といって何かと親切にしてくださるおかげです。和歌山は移住者や他の土地から来た人に親切な県民性だからなのかもしれませんね!
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