昔、まだ私が子供の頃、私の親族はなんとっ!イナゴを佃煮にして食べていたことがありました。調理中の様子は見たことはない(恐ろしすぎて見たくなかった)のですが、出来上がった佃煮を見て、なんだか普通だな、と思ったことがあります。
そんな「昆虫」を使った新しいお醤油を、あの「湯浅の醤油」で有名な湯浅町で開発中と聞いて、そんな話を思い出しました。実は昆虫は食料危機を救う大切なタンパク源として良く知られています。おそらく高齢の方は、戦前後の食糧難の時代にイナゴを佃煮にしたりしてタンパク源を摂取していたのでしょうね。
この昆虫ソースの開発を手掛けるのは、和歌山県紀の川市で地域活性化支援団体「いなか伝承社」。開発にあたっては「湯浅醤油」(湯浅町)の5代目当主さんのアドバイスを受けたそう。
最近は農薬などにより原料となる昆虫がなかなか見つからないなど苦労されたようですが、試作品は料理家の道場六三郎さんも絶賛されたお墨付きのお醤油に仕上がっているようです。
これが実際の昆虫ソース。一見すると普通ですね。
和歌山の新しい特産品を目指しているそうです。いなか伝承社のサイトはから。
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