海外の人はキャンプやアウトドアが日本人以上に大好き。これはこうしたライフスタイルが「習慣」となっているからで、日本人のように「さあ、キャンプに行こう」とキャンプ用品を買いそろえることからはじめたり、事前の下準備は日本人ほどではない。
というのも、海外には「キッズキャンプ」という自然体験型のサマースクールがあり、割と低年齢(5歳前後)から親元を離れてこうしたキャンプに数日〜1週間程度入って、自然の中で遊ぶことやアウトドアの楽しさを学ぶコース。
以前、私はイギリスに住んでいましたが、その時にイギリス人の子供達はただの芝生の広大な公園で楽しそうにかけずり回っていたり、草木で遊びを作り出していたのに、日本人の子供達は「公園なのに遊具がない」といってつまらなさそうにしていた、という話を聞いた。
与えられた遊び道具ではなく、遊び方を自分で考えて行く生活を幼いうちから身につけているから、何もなくてもキャンプやアウトドアを楽しむ習慣がついているのかもしれない。
キッズキャンプは1週間程度の日程なので、わざわざ日本から参加する人もいるらしい。英語を身につけて欲しいけれど、いきなり留学はかわいそうだな・・・という親もいて、海外のこうしたキッズキャンプはプチ留学の場所にもなっているようだ。
興味がある親御さんは、旅行もかねてぜひキッズキャンプにお子さんを参加させてみるのも楽しいかもしれない。
我々大人達も気軽にキャンプやアウトドアの旅行をどんどん楽しもう!