家庭用エアコン設置への道　その4

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ウインドエアコンをオルタネーターで稼働するための下準備の続き。

オルタネーターの交換

前回のテストでは標準の８０Aオルタネーター（オルタネーター型式：27060-75311）では能力不足ということがわかりました。
なので発電量の多いタイプに交換します。

キャンピングカーのベース車カムロードにはメーカーオプションで１３０Aのオルタネーターを取り付ける事ができます。
ただこれはメーカーオプションなのでディーラーオプションのように後から取り付けることを想定していません。
型式の調査にもかなり時間がかかりました。
もちろん取り付けや動作の保証もしてもらえませんので自己責任での取り付けとなります。

カムロード　ガソリン　２Lのエンジンは1TR-FE。
これに取り付く可能性のある１３０Aのオルタネーターは型式：27060-75320のようです。

お値段は７万円弱。。。
ちなみに新車購入時のメーカーオプションは２万円以下です（汗）
ぜひ新車時に取り付けておくことを強くおすすめします、

メーカーオプションの値段が安いので配線等も共通のはず！あっさり取り付けられるはず！　という予想のもと思い切って購入してみましたが。。。
何とかポン付けで交換できることができました！
よかった。。。

ただ取り付けにシートからフロアから取り外す必要があって面倒でした。

テスト結果

ウインドエアコン＋CCOTEK　２０００Wインバーターの組み合わせで十分な発電量を得ることが出来ました。

エアコン稼働時間	バッテリー電圧(V)	インバーターへの流入電流(A)	バッテリーへの流入電流(A)
エアコンOFF	14.24	0	2.6
１分	13.12	34.5	35.0
５分	12.89	41.6	43.0
１０分	12.80	44.6	46.0
１５分	12.78	45.6	47.5
２０分	12.77	47.6	50.0
３０分	12.74	47.8	48.5
４０分	12.77	44.8	45.1
６０分	12.80	43.8	45.0

１５分程度の稼働で平衡状態になる感じでしょうか。
連続１時間稼働でもバッテリーの電圧降下なし！
バッテリーへの流入量の不足なし！

十分な発電量が確保できていることを確認しました。

ただヘッドライトをONにすると少し発電量が足りないようです。
（LED化するなど省電力すれば行けるかも？？　後日検討課題とします）
カーエアコンは大丈夫でした。

なので家庭用エアコンの稼働条件は下記にします。

	アイドリング中	走行中
ヘッドライトOFF	○	○
ヘッドライトON	×	○

手動でON,OFFするのも面倒なの車速パルスを使って自動でON,OFF出来るようにマイコン制御します。
マイコンはARDUINOを使います。

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