白亜紀後期の海生爬虫類「モササウルス」をご存知ですか?モササウルスは、7500万年前の白亜紀の海で、アンモナイトやウミガメの祖先などの生物とともに生息。約6600万年前に恐竜とともに全滅したとされている恐竜の仲間で、頭など一部の骨格はトカゲやヘビに近いが、足は海中を移動しやすいようにヒレ状に進化していたという生き物で、こんな姿をしていたと想像されています。
このレアな恐竜の化石が、なんと平成18年に有田川町内の山中で発見されていました。体長は約6メートル。和歌山周辺の海に生息し、魚類や小型の爬虫類を捕食していたとみられているそうです。発見時、後ろ足と前足がそろって見つかったのですが、これは世界的にもまれなことで、アジアでは初めてだったという快挙なんです!
こんな風に、映画「ジュラシックパーク」のにも出てきます。
生きていませんが(笑)「モササウルス」の全身化石や模型などの展示が県立自然博物館(海南市船尾)で始まったそうです。是非一度見てみたいものですね!
和歌山県自然史博物館
住所:和歌山県海南市船尾370-1
入館料金:大人470円 大人20名以上の団体、340円 高校生以下は無料