秋の行楽シーズン。季節も良いので、キャンプなどのアウトドアな活動をされる方も多いかと思います。アップスレンタカーは和歌山県印南町にありますが、和歌山に来て、この時期、山で山菜採りなどを楽しまれる方もいるかと思いますので、和歌山県内でよく見かけるらしい「毒キノコ」を調べてみました。
ツキヨタケ
一見すると天然のきのこにみえることから、意外と食中毒になっちゃう人が多いそうです。
【生息地など】主として山地(ブナ林等)の倒木に生え、カサの色はシイタケに似ているが、柄を割ると基部に紫黒色のシミがあるので区別できる。また、短い柄がカサの側方につき、ヒダは発光する。シイタケとは臭いが異なる。
【発生時期】9から11月
【症状】食後30分~3時間後に、胃腸障害を発症する。腹痛、下痢、嘔吐などの症状がでる。
クサウラベニタ
かの有名な「松茸」にも似ている事が多いと言われていて、誤って採取してしまう人が跡を絶ちません。
【生息地など】アカ松まじりの雑木林の地上に生え、カサの径は5~8cm、栗褐色で粘性がある。肉・ヒダは白いが、成長すると茶褐色のシミができる。柄はカサと同色かやや白く、縦によく裂け、根元でややふくらんでいる。
【発生時期】9~11月
【症状】食後30分~3時間後に、胃腸障害を発症する。腹痛、下痢、嘔吐などの症状がでる。
ドクベニタケ
いかにも毒々しい色をしていますね(笑)見た目はちょっと可愛らしいので、お子さんが採取してしまわないように要注意ですね。
【生息地など】マツ林や雑木林の地上に生え、白い柄に鮮やかな紅色のカサが特徴。表皮はぎやすく、ヒダは密生し白色~クリーム色。この仲間には多くのそっくりな種が存在するため、見分けるには慎重を要する。
【発生時期】7~11月
【症状】食後30分~3時間後に、胃腸障害を発症する。腹痛、下痢、嘔吐などの症状がでる。
その他、和歌山県ではポスターを作るなどして注意を呼びかけています。
和歌山県のホームページでも確認できます。
くれぐれもご注意の上、楽しいキャンプにしてくださいね。