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和歌山が生んだ世界的学者、南方熊楠。今年で生誕150年となるため、和歌山では記念の切手シートなどが発売されています。

菌類学者としては粘菌の研究で世界的に知られている存在で、イギリスのネイチャー誌に掲載された論文の数は約50報と日本人最高記録保持者となっているスゴイ人物なのです。

そのうえ、英語、フランス語、イタリア語、ドイツ語、ラテン語、スペイン語など18ヶ国語をあやつり、漢文の読解力も高く「歩く百科事典」と評されていたこともあるそうですが、熊楠の言動や性格が奇抜で人並み外れたものであるため、後世に数々の逸話を残している、いわゆる「変わり者」でもあったようです。

私は個人的にとても尊敬している人物の1人で、熊楠の書籍も何冊も持っていますが、大変ユニークでもあり、また理解がとても難しいものもあり、もし生きていたらぜひ会いたいなあ!と興味をそそられます。

そんな熊楠の生誕150年を祝い、和歌山に残る南方熊楠ゆかりの場所をめぐってみてはいかがでしょうか。

南方熊楠 生誕地

 

Wikipediaによると、南方熊楠は和歌山城下橋丁(現、和歌山市)で生まれています。現在は和歌山市に銅像がたてられています。

記念館など

 

熊楠の業績顕彰と文献・標本類・遺稿・遺品等膨大な資料の保存と公開および学術振興を目的として1965年4月に開館。収蔵資料の一部が写真や年表とともに解りやすく展示されている記念館でしたが、本館の耐震補強工事と新館建設が行われ、本館は2016年11月9日から休館・・・(残念!)。

2017年3月19日に新館がオープンすると同時に本館も再開館する予定だそうです。

熊楠が後半生を過ごし、研究活動の拠点とした田辺市の邸内は〒646-0035 和歌山県田辺市中屋敷町36番地にあります。

旧南方家住宅

現在、登録有形文化財になっています。見学には入場料がかかりますが、一見の価値あり。和歌山を訪れたらぜひ南方熊楠の軌跡を辿ってみてくださいね。

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