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地域によって食文化もかなり異なりますが、12月も中旬になってくると気になるのが「おせち料理」などのお祝い事に作られる料理ではないでしょうか。

和歌山にはどんな「お祝い料理」の伝統があるのか?気になって調べてみました。

いがみの煮付け

和歌山のお正月のおせちや、祝い膳に欠かせないものは、“いがみの煮つけ”と言われております。頭付きの煮魚のことで、和歌山の代表的な魚ブダイを甘辛く煮つけたものを煮こごりとともに食べるととても美味しいらしい。

ぼうり

「ぼうり」とは、里芋の親芋のことを言います。田辺市(旧大塔村)の郷土料理ですが、現在では殆ど作られなくなってきている幻の料理。1331年に後醍醐天皇の第三王子大塔宮護良親王が「熊野落ち」した時、山伏姿の者に便宜を与えてはならない布令が出されていたため、大塔の宮様に対して猟師さんが食べ物をあげなかった。後に素性がわかり、お餅すら渡さなかった事を悔い、その後600年間お正月には餅をつかず雑煮の代わりに「ぼうり」を食べたと言うことです。

「ぼうり」は、掘り出した芋を二日間干し、二日間煮込むという大変手間のかかる食材なんだとか・・・・。

鮎料理

和歌山では、水のきれいないわゆる清流で育つ鮎料理が豊富で、“鮎の肉ずし”や“鮎の白子”、“鮎の甘露煮”や“鮎の雑炊”、“鮎の天ぷら”や“鮎のお造り”などがあり、鮎のコース料理で贅沢に祝うご家庭もあるそうです。

 

皆さんのお住いの地域ではどんなおせち料理がありますか?

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